円滑な事業承継に向けて
中小・小規模企業の経営者の高齢化が進んでいます。
栃木県内の経営者の平均年齢は約60歳となっており、平均引退年齢が約70歳と言われていることから、今後5年から10年程度で、
多くの事業者が事業承継のタイミングを迎えようとしています。
中小・小規模企業に蓄積されたノウハウや技術といった価値を次世代に受け継ぎ、世代交代による更なる活性化を実現していくために、
円滑な事業承継は極めて重要な課題です。
このため、とちぎ地域企業応援ネットワークでは、「栃木県事業承継・引継ぎ支援センター」を中心に、
円滑な事業承継の取組が栃木県内に広がるよう各種支援を展開しています。
「栃木県事業承継・引継ぎ支援センター」の概要
後継者対策など事業承継にお悩みの中小・小規模企業の相談窓口として、経済産業省が各都道府県に設置したセンターの一つです。
栃木県の場合は、宇都宮商工会議所が受託し、実務経験豊富な専門家が常駐し運営しています。
- 安心・無料・秘密厳守の公的相談窓口
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公的な機関として無料・秘密厳守で相談を受付け、事業引継ぎに関する様々な課題解決を支援します。
(県内各地での出張相談会も実施)
- 事業承継全般の相談
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親族内承継、従業員承継、M&Aでの事業引継ぎに関する情報提供やアドバイスを行います。
- M&Aの支援
事業引継ぎの可能性があり、M&Aにて事業承継を希望されるような場合には、
仲介機関を紹介し、成約に向けてサポートします。
- 普及啓発
中小・小規模企業向けセミナーを開催するほか、関係機関と連携し、
事業承継に関する各種啓発を行います。
- 後継者バンクの運営
栃木県後継者バンクの運営を通して、
創業を目指す方と後継者を求める事業者を
結び付ける取組を行います。
お問合せ、
相談予約 (完全予約制) はこちらへ
受付時間8:30~17:15
028-612-4339
※ホームページからも申し込めます
※個別の研修に関する内容につきましては、
各研修の問い合わせ先へご連絡願います。