県央
募集終了いたしました
切削加工は今なお最も重要な機械加工プロセスであり、あらゆる工業生産の基礎をなしていますが、加工効率などの切削プロセスおよび製品の性能に対する要求が厳しくなっています。
特に高い品質と経済性が要求される製品には、切削工具や加工条件等の切削プロセスを評価し最適化することが必要不可欠です。切削プロセスの重要な指標となるのは力とトルクであり、これらを知らずに切削プロセスを評価することはできません。切削時に発生する力やトルクは極めて動的であり、その計測には生産現場での使用を想定して設計されたセンサシステムと、データ解析の知見が要求されます。
そこで、本研修では回転式切削動力計を用いた力やトルクの測定、データ解析、評価方法に関する座学および実習を通して切削加工の見える化について学びます。また、様々な測定事例の紹介を織り込むことで、これから現場で切削加工の見える化への取組を検討されている方に参考となる内容としました。多くの方のご参加をお待ちしております。
1 日時 令和4(2022)年11月22日(火)9:50~16:10
2 場所 栃木県産業技術センター
(宇都宮市ゆいの杜1-5-20とちぎ産業創造プラザ内)
3 内容
・題目:回転式切削動力計による切削加工の見える化
・講師:日本キスラー合同会社
BU アドバンストマニュファクチャリング マネージャー 松浦 文生 氏
4 その他
研修修了後、希望者に「回転式切削動力計」の機器利用ライセンスを登録
いたします。
産業技術センター 機械電子技術部 機械加工研究室 担当:山下・曽田
FAX:028-667-9430
http://www.iri.pref.tochigi.lg.jp