県央
製造業にとって、異物混入は深刻な問題であり、大きな悩みの一つとなっています。製造現場における異物混入は、製品の品質低下や顧客からのクレーム、さらには企業の信頼失墜に繋がる重大な問題です。異物の正体や混入経路を正確に把握し、再発防止策を講じるためには、正しく異物分析を行うことが重要です。そのためには、分析装置の選択、異物採取、測定条件設定、得られた結果の解析を適切に行う必要があり、専門的な知識と技術が必要になります。
今回の研修では、異物が主に有機物と予想される場合に用いられる「ガスクロマトグラフ質量分析計」及び、無機物と予想される場合に用いられる「蛍光X線分析装置」を活用した異物の分析について、異物の採取方法から分析・解析方法までを講義と実習により習得していただきます。
本研修の趣旨を御理解の上、是非、御参加くださいますよう御案内申し上げます。
栃木県産業技術センター 材料技術部(担当:小林、中田)
〒321-3226 宇都宮市ゆいの杜1-5-20
E-mail:sangise-zairyo@pref.tochigi.lg.jp
FAX:028-667-9430
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