県央
金属部品は、使用中に損傷・破壊等の不具合が発生することがあります。このような場合、破壊原因の調査に有効な手法として、破断面解析が用いられております。
しかしながら、金属の破壊形態は多岐にわたり、不具合品に該当する破壊形態を推定するには、ある程度の知識・技術・経験が必要となります。
本研修では、実際に破断面を観察・解析する実習を交えながら、疲労破壊や応力腐食割れなどの代表的な破壊形態の特徴や破断面解析手法について解説するとともに、様々な破壊原因調査事例を紹介します。
設計や品質管理はもとより、金属部品を使用する現場においても参考にしていただける内容となっておりますので、皆様の御参加をお待ちしております。
1 日時 令和7(2025)年11月13日(木) 10:00~16:00
14日(金) 9:00~12:00
2 場所 栃木県産業技術センター
(宇都宮市ゆいの杜1-5-20とちぎ産業創造プラザ内)
3 内容
・題目:金属材料破断面解析手法
・講師:日鉄テクノロジー株式会社
東日本事業所(鹿島)材料技術部 緒方 龍二 氏
4 その他
研修修了後、希望者に「金属顕微鏡」、「走査型電子顕微鏡(金属観察用)」の
機器利用ライセンスを登録いたします。
産業技術センター 機械電子技術部 機械加工研究室 担当:棚原・渡辺
FAX:028-667-9430
https://iri.pref.tochigi.lg.jp